榎本揚助代表がふと目にした神奈川新聞の記事。内出中学校で行われた平和学習として『加害の歴史見詰めて』と過激なタイトルでつづられていました。
こうした内容が授業として適切であったのか疑問に思い教育委員会へ確認したところ。教育委員会からは、授業の内容と新聞記事の内容の大半が異なるとの説明を受けました。
子どたちの学習の時間が、偏った歴史的・政治的な考えを展開するために利用されたのであれば大きな問題です。
相模原市の子どもたちの健全な学習の場と教育の政治的中立を守るため、神奈川新聞社に対して事実と異なる報道をしたことに厳重な抗議を申し入れルよう教育長へ要求書を提出してきました。
以下、要求書の全文です。長文となりますが、最大限端的にまとめた内容となっていますのでご一読ください。
令和4年1月31日㈪の神奈川新聞16面(地域)に相模原市立内出中学校で同年1月28日に行われた平和学習についての記事が掲載されていた。
内出中学校には左翼的活動を展開している「相模湖・ダムの歴史を記録する会」が講師に招かれ、戦争遂行のため建造された相模湖・ダムの歴史を通じ、加害の過去とヘイトスピーチという現在の問題まで見詰めたとの書き出しで、過激な表現を用いて戦時中に日本では朝鮮人や中国人に対し、差別的で非人道的な扱いがまかり通っていたと強調されていた。
「ヘイトスピーチで人を傷付ける差別が今現在起きているということを是非考えてほしい」と語り掛け記事は結ばれていた。
1.平和学習(総合的な学習の時間)を行うのではなく、講師を招いてヘイトスピーチや差別について考える学習の時間になっているのは本旨から逸脱しているのではないか。
2.招いた講師の思想信条から教育の政治的中立の確保ができていないのではないか。
3.中学生に対し必要以上に過激な表現を用いて、自虐史観を植え付けるのは如何なものなのか。
4.ヘイトスピーチについてはどのような説明があったのか。
以上4点について教育委員会に確認したところ、1、3、4については記事の内容の大半が事実とは異なり、授業では取り上げていないとのことであった。
2については、講師の情報を精査していなかった。今後は十分注意するとのこと。
教育の現場を舞台に、神奈川新聞社の都合で事実を捻じ曲げた報道が行われていた。
子供たちの貴重な学習の時間を利用し、強引に相模原市民へ「ヘイト規制の必要性」を訴えているように思う。しかも日本人を蔑む内容である。
神奈川新聞社に対し、相模原市立中学校の総合的な学習の時間を名分に自社のイデオロギーを展開する為、事実とは異なる報道をしたことに厳重な抗議を申し入れ、訂正文を要求するべきである。
教育長へは要求書とあわせて資料も提出しました。添付画像がその内容となります。